フィギュアスケート女子で今季限りで現役を退いた三原舞依さん(26)が20日、地元神戸市内で講演会に登壇し、約18年の現役生活を振り返った。

黒のパンツスカートで登場した三原さんは「大きな会場では初めてで緊張した」という言葉とは裏腹に、約1時間自ら用意した写真や動画を使って堂々と講演。「誰しも辛い時間はある。少しでも心が軽くなるように」と体調不良による長期休養などの経験や、在籍する甲南大大学院で研究している「レジリエンス(回復力)」の内容を伝えた。講演会のラストでは、昨年12月の全日本選手権フリーを上映。大きな拍手に包まれ、涙をぬぐう場面もあった。

現役を引退した現在はアイスショーに向けた練習に加え、選手のプログラムの振り付け、甲南大体育会フィギュアスケート部OG監督としての活動、スケート教室での指導、そして、大学院博士後期課程での研究など、活動の幅を広げている。三原さんは「すべてがゼロからのスタートなので、たくさん勉強して修行していきたい」と新たなステージで挑戦することを約束し「少しでも誰かのお役に立てたらうれしいので頑張ります」と意気込んだ。