9-10歳では、男子松井琳空海(りうら、愛媛・高津小5年)、女子二宮佳音(かのん、群馬・笠懸北小5年)が好スタートを切った。

 松井はインスタートから1オーバーで来た18番パー5では、ドライバーで220ヤードを飛ばす力を生かして第2打を1・5メートルに2オン。これを沈めて「ガッツポーズしたよ」とイーグルを奪って1アンダーに。折り返した1番では左8メートルを「入らないと思ったら入った」と、2アンダーに伸ばして首位に2打差2位につけた。

 「でも今日はダメだった。パットが入らなかった。2メートルぐらいのバーディーチャンスを7回外した。納得いかない。余裕の2アンダーだったから」と悔しがる。「明日はもっと集中したい」と話した。

 二宮は「今日はうまくいったと思う。一緒に回った子も楽しかった」と、初出場でも物おじせずに、2オーバー74で回って首位に4打差6位。スタート1番パー5で8メートルに2オンしてバーディーを奪って流れをつかんだ。

 父将之さんがレンジで温めるご飯で握ってくれたおにぎりをほおばりながら、4バーディー、6ボギー。「朝の練習が絶好調でみんながこっちを見る感じで気持ちよかった」のがスコアにつながった。ホールアウト後は「忍者とすしのマグネットをおばさんからもらってきた」というお土産を同組選手たちにプレゼントして大喜びされていた。