強風の中でサバイバル戦となったが、昨年の世界ジュニア代表の中山大生(おおき、千葉・千葉黎明高3年)が後半爆発し、最終9番で第2打をカップインさせるイーグルを奪うなど後半31の快スコアをマークして通算2オーバーで逆転優勝。混戦の2位争いは小谷海斗(東京・代々木高3年)が通算6オーバーで3位を1打差で振り切って2位に入り、初の日本代表入りした。
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中山はインスタートで前半42をたたいて、いったんは日本代表争いから遠ざかった。「後半もボギースタートだったんですけど、まだいけると思った」と、あきらめなかった。2、3番連続バーディーでリズムが出た。5番から3連続バーディーで、スコアを落としていく上位陣を一気に抜き去って首位へ。最終9番では残り100ヤードを52度のウエッジで直接入れるイーグルを記録。「ゾーンに入りました」とアウト31で回り、終わってみれば2位に4打差をつけて、2年連続の日本代表の座を手にした。
昨年は同じカテゴリーで世界ジュニアに出場して予選落ち。「飛距離が全然足りなかった。60ヤードぐらい置いて行かれた」と世界の力を肌で感じた。「飛距離(270~280ヤード)をもう少し延ばしていきたい。去年の経験を生かしたい」と話した。
中山の大逆転で2位争いが激化したが、抜け出したのが後半のスタート時点で首位に立っていた小谷。2位が何度も入れ替わる中で「自分がやってきたことをやろう」と開き直り、3位に1打リードで最終9番へ。グリーン左に外したアプローチで手にしたのはパター。30センチに寄せたが「きょう1回外していたので、ドキドキした」と、これを決めて2位を確保した。
初めての世界ジュニア代表に、出身が同じ千葉県の中山と抱き合って、たたえ合った。「海外のゴルフ場、しかもトーリーパインズを経験できる。世界の選手のゴルフを見たいです。しっかり味わってこれからに生かしたい」と目を輝かせた。「自分がやってきたことを出すだけ」と話したが、中山から飛距離のことを聞き「自分もトレーニングしていきます」と課題を見つけた。

