国際射撃連盟は23日、2020年東京五輪での実施種目について、リオデジャネイロ五輪で行った男子3種目を、それぞれ女子を交えた混合団体に変更する案をまとめ、国際オリンピック委員会(IOC)に提出すると発表した。21~22日にニューデリーで開いた理事会などで協議した。

 実施種目での男女平等や混合種目の増加を歓迎しているIOCの中長期指針「アジェンダ2020」を反映した形での結論となった。変えることを承認したのは男子クレー・ダブルトラップから混合団体トラップ、男子50メートルライフル伏射から混合団体10メートルエアライフル、男子50メートルピストルから混合団体10メートルエアピストルの計3種目。

 案は28日までにIOCに提出され、最終的にはIOCが決定する。