ノルディックスキー・ジャンプ男子のエース葛西紀明(45=土屋ホーム)が、26日のプロ野球ドラフト会議で日本ハムが1位で交渉権を獲得した早実の清宮幸太郎内野手(3年)にラブコールを送った。27日、札幌市内で17-18年シーズンに向けた所属先の土屋ホームスキー部の会見に出席した。

 会見が終わると大の日本ハムファンで北海道出身のレジェンドは、即座に超高校級スラッガーに反応した。「すごく、きよみ(興味)ある」とお得意? のダジャレで入った後「会いたいですね。礼儀正しいし、謙虚。感謝の気持ちを忘れない人は絶対に強くなる。ぜひ(プロ野球でも)怪物になってほしい」と活躍を心待ちにしている。清宮が指名直後の会見で北海道のイメージを聞かれ「寒い」と話したことに触れ「寒いけど、人が暖かいのでそこで癒やして欲しい。ただ、家の中は全国のどこよりも暑いのでパンチ一丁でいられる。(寒さは)大丈夫です」と北海道のPRも忘れなかった。

 今季は5位と低迷した日本ハムだったが、早くも来季の上位進出を予想した。「今シーズンは残念だったけど、来季は絶対強くなる。ルーキーだけど30本、いや40本は打ちそう。最終的には王さん(868本)を抜いてほしい」とレジェンドが熱いエールを届けた。