日本スケート連盟は24日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた全日本選手権終了後、18年平昌(ピョンチャン)五輪代表9人を発表した。

 日本連盟の小林芳子フィギュア部長は、女子2人目に坂本花織(17=シスメックス)を選考した理由について「総合的に判断しました。あえて(理由を)いえば、全日本選手権の成績とパフォーマンスです。SPが1位、合計が2位。ジャンプに加点がつく、というものも持っている」と説明。選考基準5項目のクリア数は、坂本が「3」、樋口が「4」で樋口を推す意見もあり「選ぶのは大変でした」としたが、シーズン後半の勢いを買った形だ。

 五輪代表には4種目すべてで補欠も選出された。男子は無良、友野、村上、女子が樋口、三原となった。日本連盟の橋本聖子会長は、選考された五輪代表メンバーについて「期待しています」とエールを送っていた。