今夏の高校総体2位の明成(宮城)が、65-56で帝京長岡(新潟)に逆転勝ちし、2年ぶり5度目の決勝進出を果たした。

 前半は帝京長岡に28-35と、7点リードを許した。しかし、第3Qに八村阿蓮(3年)の攻守に渡る活躍などで43-45の2点差とすると、第4Qで逆転した。

 田中裕也(2年)がフリースロー2本と3点シュートを、勝負どころの試合時間残り3分前後に成功させ、62-54として勝利を決定づけた。

 佐藤久夫コーチ(68)は「落ちついたプレーが逆転につながった。戦い上手になってきた」と選手たちの成長を実感。ウインターカップ決勝では過去無敗の明成は、高校総体決勝で惜敗した福岡大大濠への雪辱を狙う。