日本スケート連盟は7日、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)のフィギュア男子で66年ぶりの2連覇を果たした羽生結弦(23=ANA)が2連覇のかかる世界選手権(21~24日、イタリア・ミラノ)を欠場すると発表した。

 日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は、ソフィアで取材に応じ、羽生の欠場について「けがが完治していない中で五輪を戦った。将来のことも考えて、まずはゆっくり休んでほしい」と述べた。来季の世界選手権はさいたま市で開催され、日本勢上位2選手の順位合計が「13」以内なら最大3の出場枠を維持できる。小林強化部長は「これまで羽生選手に頼ってきた分、若手に頑張ってもらいたい。何とか出場枠3を死守したい」と語った。