競泳の日本代表合宿が12日に東京都内で行われ、日本選手権出場4種目すべてに優勝と日本新記録の成功した女子の池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)が、当面は担当コーチを置かない方針を明らかにした。

 長年指導を受けてきた村上二美也コーチが、日本選手権を最後に離れた。それを受けて「中1からずっと他のコーチの指導を受けたことがなかったので、逆にワクワクしている。いろんな意味でチャレンジする年なのかな」と自らの決意を口にした。その上で、今後について「まだ何も決まっていない」と明かした。

 パンパシフィック選手権(8月9日開幕、東京)とアジア大会(同18日開幕、インドネシア・ジャカルタ)に向けては、代表として行動できる時期は日本代表のコーチに指導を仰ぎ、9月の国体前には東京都のチームのコーチに指導を仰ぐことになる。それ以降については「9月、10月あたりにはお世話になれるコーチも決まって、練習を始めていると思う」と話した。