今夏のジャカルタ・アジア大会(8月)に向けたアーティスティックスイミング(AS)の日本代表が2日、都内で合宿を公開し、エースの乾友紀子(27=井村ク)と吉田萌(23=ザ・クラブピア88)がデュエットを組むことになった。井村雅代ヘッドコーチ(HC)が明かしたもので、昨年から乾と組んでいた中牧佳南(26=井村ク)にはチームのメンバーとして残ることを打診したが、日本代表を離れ、引退する意向という。
6月上旬のカナダオープン後、井村HCは「20年東京オリンピック(五輪)までこのままでいいのかと考えていた。吉田の起用は私が決断した」。非情とも取れる采配だが、すべては2年後の自国開催の五輪でメダルを取るためだ。
抜てきされた吉田は168センチと日本人の中では長身で、170センチの乾と体形も似ている。小学生時にバレエ、中学生時はジャズダンスを経験し、リズム感も備える。吉田は「驚いたけどデュエットは目標にしていた」とやる気満々。井村HCも「彼女の足が乾と合うと思って起用した。世界に出しても恥ずかしくないスタイル。音感が素晴らしい。2人なら細かい動きができる」と新ペアの可能性を説明した。


