世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が、男女を通じてアジア初のシングルス世界1位に王手をかけた。同8位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)に6-2、4-6、6-4で勝ち、日本男女を通じて全豪シングルス史上初の決勝に進出した。
この勝利で、28日発表予定の最新世界ランキングで2位以上が確定。男女を通じて、李梛(中国)と並ぶアジア最高位となった。決勝では、世界1位の座をかけ、同6位のペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦する。
◆大坂なおみ一問一答◆
-プリスコバは、あなたのベストなゲームだったと言っていた
大坂 ベストかどうかは関係ないわ。最後まであきらめなかったことが誇れることよ。
-接戦だった
大坂 とにかくあきらめちゃだめ。少しでも、もう負けてもいいとかを考えたくなかった。
-決勝で勝てば世界1位
大坂 大きな目標の1つ。でも、優勝すれば、世界ランクは後からついてくるわ。
-全米に続いての決勝進出
大坂 ちょっと現実離れしているように感じるけど、同時にオフシーズンに一生懸命、練習したおかげ。あまり信じられないけど、前に進むだけ。
-全米優勝は役に立っているか
大坂 自分に、多くの試合を勝ち上がる力があると信じられる。それが、ここでも役に立っているわ。
-今大会、練習時間が短い時が多い
大坂 あなたたちが、そばで見てるからよ。冗談だけど、あまり長くやってもしょうがないでしょ。戦う方法は分かってるんだから。
-決勝はクビトバ
大坂 彼女との初対戦が4大大会の決勝なんて、本当に素晴らしいわ。とても厳しい戦いになる。