柔道の18年世界選手権女子78キロ超級金メダルの朝比奈沙羅(22=パーク24)が25日、神奈川県平塚市で行われた東海大の卒業式に出席した。

「東海ブルー」を意識した青の振り袖姿で「柔道と大学生活といろいろな経験が出来たのは恵まれた環境があったからこそ」と感謝の気持ちを伝えた。17年秋に現役引退後の医学部受験に向けた勉強などのために柔道部を「卒部」し、昨年からパーク24に所属している。東京都出身で20年東京オリンピック(五輪)に懸ける思いは人一倍強く「五輪で花を咲かせ、金メダルで(競技人生を)終えたい」と決意を語った。