2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会は22日、聖火リレー宇宙アンバサダー(大使)に宇宙飛行士の野口聡一氏(54)星出彰彦氏(50)が就任したことを発表した。

ともに大会前後に国際宇宙ステーション(ISS)に滞在予定で、宇宙から聖火リレーの盛り上げに参画する。

2人は宇宙航空研究開発機構(JAXA)に所属し、同機構によると野口氏は19年末から約半年間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在予定。星出氏は20年5月から約半年間、若田光一氏以来となる日本人2人目の船長としてISSに滞在する。関係者によると安全上の問題から「聖火」自体は運べないが、トーチをISSに運び「聖火リレー特別編」を実施する案を検討している。