瀬戸大也20年初戦で12年ぶり日本新 200バタ

  • 瀬戸大也(2019年11月23日撮影)

競泳男子の瀬戸大也(25=ANA)が18日、五輪イヤー初レースでいきなり日本新をたたき出した。

チャンピオンシリーズ(CS)北京大会に出場。200メートルバタフライで1分52秒53と従来の1分52秒97(松田丈志)を0秒44更新する日本記録で優勝した。従来の記録1分52秒97(松田丈志)を0秒44と更新。松田の記録は高速水着時代の08年のもので、実に12年ぶりの日本新。1分50秒73の世界記録を持つミラク(ハンガリー)、1分51秒51の前世界記録保持者フェルプス(米国)に次ぐ世界歴代3位と価値あるタイムだった。

17日の出発時は「タイムはあまり考えていなくて、レース、勝負を楽しみたい」と話していたが、2位以下に3秒以上の差をつける最高の滑り出しとなった。

約1時間後にはこの日2本目となる200メートル個人メドレーにも出場して、1分55秒55で2冠。こちらは萩野の日本記録に0秒48及ばなかったものの、昨年11月の自己記録をさらに0秒43更新する好タイムだった。瀬戸が新年から勢いに乗っている。

▽以下は瀬戸の一問一答

-新年初レースを終えて

瀬戸 自分が思っていた以上に200メートルバタフライも200メートル個人メドレーも新年早々良いレースができて自分でもびっくりしている。良いスタートがきれたと思う。

-それぞれの収穫、伸びしろは

瀬戸 今回調整してなくて体が重い状態だった。チャンピオンスイムシリーズも初めての参加だったのでどういう動きになるかあまりよく分かってなくてバタバタしてた。その中でやるべきことやって1本1本集中していた中で1発目日本新と200メートル個人メドレー自己ベストだった。すごく良かった。まだまだ伸びしろは、200メートルバタフライはラスト50が30秒かかっちゃってるので、そこを29秒台でかえってくることと、200メートル個人メドレーも後半100、平泳ぎと自由形がなかなかうまく泳げてなかったのでそこを耐えていくのはこれから耐乳酸がもっと必要だと思う。

-タイトなスケジュールの中で200メートル個人メドレーで1分55秒台に乗せたことについて

瀬戸 感覚的にひとつ階段のぼれている気がする。自信もってレースできているし、思った以上に、考えて上に上にと考えてるが体ついてきてるのがうれしい。でもここからが勝負。しっかり本番で納得できるレースをしたいのでここからが勝負だと思う。

-五輪イヤーを迎えて海外勢の変化は

瀬戸 気合が入ってるのは間違いない。ワンシュン選手とかも前回大会よりタイムあげてる。みんな夏に向けてしっかりやってるなと感じる。その中で自分は刺激というかライバルたちに与えられてると思う。こいつに勝てないなと思えるレースを1本1本して自分の中で自信をつけて過ごしていきたい。