近鉄とバレー堺トレ対決、互いの「あるある」披露も

「ラグビーって怖くない?」

「バレーボール選手で大変なことは?」…。

ラグビーの近鉄が企画するオンラインでのトレーニング企画「ライナーズ・ブート・キャンプ」が23日に行われ、バレーボール男子Vリーグの堺が参戦した。

両チームのインスタグラムでライブ配信された競演に、近鉄は174センチ、106キロのフッカー高島卓久馬(31)が登場。堺は日本代表経験を持つ194センチ、90キロのアウトサイドヒッター千々木駿介(30)と、181センチ、75キロのセッター佐川翔(29)が挑んだ。対決では腕立て伏せ、腹筋など5種目のスピードを争った。

まずは高島が佐川を退け、千々木と戦った2試合目は互角となった。近鉄の1勝1分けのような形でトレーニング対決を終えると、競技の枠を超えたトークショーを実施。互いの疑問をぶつけ合った。

19年のラグビーW杯日本大会をテレビ観戦したという千々木からは「ラグビーで大きな相手に向かっていくのは、怖くないんですか?」と素朴な質問が出た。

高島は「身長2メートルや体重120キロの選手が走ってくる。でも、僕がタックルをしないとチームに迷惑がかかる。『責任』でタックルにいっています」と笑顔で回答し「“バレーボールあるある”ってありますか?」と投げかけた。

千々木、佐川は眠っている際に夢の中でボールが飛んできたと感じ、とっさに目覚めてしまうことがあるという。加えて佐川は、ユーモアを交えて回答した。

「街中とか歩いていて『あそこは届きそうだな~』とか、ジャンプして届くのかを考えてしまいますね」

30歳前後の3人は、そろって中堅からベテランに差し掛かってきた。千々木は1人の選手として大切にしている考え方に言及した。

「その日の練習でケガをしたら、最後の日になるかもしれない。その日がバレーができる最後の日になる。そう思いながら『その時が勝負』と考えています」

トレーニング対決に始まり、軽快なトークで企画は1時間に達した。最後には高島が「どちらも(本拠地が)大阪。大阪から盛り上げていきましょう」と力強く呼びかけ、両チームの発展を願った。