オービックが7年ぶりで王座を奪回した。

RB李卓(25)が2TDランを挙げてリードし、富士通にTDパスを返されて13-7で折り返し。最後に自陣ゴール前まで攻め込まれたが、TDを許さずにそのまま逃げ切った。富士通の5連覇を阻止して、最多優勝記録を更新する9度目の優勝となった。来年1月3日に同会場での日本選手権ライスボウルで、学生代表の関学大と日本一を争う。

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オービックは6点リードも、残り2秒でゴール前6ヤードまで攻め込まれた。同点TDを許してキック成功なら逆転負けの大ピンチに、DB久保が執念のパスカット。この7年間を表すような苦闘の末に、王者に返り咲いた。

ブロック1位を懸けたパナソニック戦も、あと1ヤードを止めての進出だった。5年ぶり現場復帰の大橋ヘッドコーチは、前任の古庄守備コーチと抱き合い「7年間苦しんだ思いが結実した」と感極まった。

富士通には9連敗中だったが、RBグラントらのランを封じ、パスでの1TDに抑えた。「11人が共通意識を持ち、組織力で止められた」と結束した。

攻撃ではエース李が111ヤード走りMVPとなった。日航のパイロット候補生から退社して4年目。「止めてくれると信じていた。初の日本一はうれしい」。7年前から大きく世代交代し、ようやくチームが一丸となって王座を奪い返した。