男子5000メートルは、菊池健太(白樺学園3年)が7分06秒35で初優勝し、前日1万メートルに続き2冠を達成した。

浦河町出身で、苫小牧市ハイランドスポーツセンター屋外リンクは、浦河荻伏中時代に何度も使用していた“準ホーム”。風向きを頭に入れ好走し「慣れているリンク。向かい風の時は腕を振って、追い風のときは余裕を持って滑る。風をうまく生かすことができた」と喜んだ。

あこがれの先輩のひと言が大きなモチベーションになった。11月に帯広市内で練習中、同郷でソチ、平昌と2大会連続五輪出場のウイリアムソン師円(25=日本電産サンキョー)と遭遇した。菊池は10月の全日本距離別選手権マススタートで優勝しており、前年度の同種目優勝がウイリアムソン。菊池は「『来年のプログラムの歴代優勝者に浦河の選手の名前が並ぶのがうれしい』と言われ、気持ちが上がった」と振り返った。

昨年の全道高校スケートは1万メートル5位で、5000メートルは直前にインフルエンザに感染し、欠場していた。雪辱をかけた高校最終学年。今回は、白樺学園のチームメートで昨年全国高校5000メートル3位の谷垣優斗(白樺学園3年)に初めて勝ち「全国でも2種目で優勝できるように」と次を見据えた。

1学年上で昨年の全国高校1万、5000メートル2冠の蟻戸一永(専大1年)とは、下宿が一緒で、体作りや生活習慣まで徹底的に学んだ。卒業後は、菊池も同じ専大に進学する。「昨年は蟻戸さんに引っ張ってもらった。今度は自分が引っ張り、全国での学校対抗5連覇につなげたい」。最上級生としての自覚を結果で示す。【永野高輔】