報徳学園(近畿ブロック)が、昨年準優勝の御所実(奈良)の壁を突破出来ずに1回戦で姿を消した。

大会序盤で実現した屈指の好カードだった。報徳学園は前半14分、敵陣ゴールまで5メートルまで押し込んだが、最大のチャンスでボールを奪われトライを決めることができなかった。相手の強靱(きょうじん)なディフェンス力。肌で感じたゲームキャプテンの西崎は「攻守ともに全員がそろってディフェンスしてくるというのはとてもプレッシャーになった。自分たちのテンポだったりを封じられた」とうなだれた。

完封負け寸前、一矢報いた。24点差と開けられた後半23分、プロップ西崎がゴール前のラックから抜け出し執念のトライ。「自分も正直焦っていて。あと5分というところで、はっきり覚えてないんですけど、一瞬の隙を見つけたトライです」と意地を見せた。西條裕郎監督(57)は「次のチームへのメッセージだと思う。3年生が残してくれたメッセージを受けて、(下級生が)頑張ってくれると思う」とねぎらった。

今チームは近畿ブロックを勝ち抜いて花園切符を手にしたが、日本一への夢は来季に持ち越しとなった。

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