NECが悔しい開幕2連敗を喫した。

19点を追う後半10分、相手ゴール前で共同主将のフランカー亀井亮依(26)が、体を張ってボールを奪い取りトライ。同14分には13人が入ったモールでインゴールになだれ込み、ゴールも決まって5点差に迫った。

だが、後半27分からは相手のニュージーランド代表SHペレナラに2トライを許し、主導権を手渡した。浅野良太ヘッドコーチ(41)は「仕留めきるところで(後半の残り)25分間、我々のラグビーができなかった。悔しい」。亀井は「ブレークダウン(ボール争奪戦)で差し込まれた。より自由に走らせ、彼の良さをすんなり出させてしまったのは敗因」とペレナラの存在感を振り返った。