カーリングの全農日本混合ダブルス選手権は27日、準々決勝などが行われ、前回準優勝の藤沢五月(ロコ・ソラーレ)と山口剛史(SC軽井沢ク)組は、プレーオフを勝ち上がった吉田夕梨花(ロコ・ソラーレ)と松村雄太(コンサドーレ)のペアに6-7で敗れ、この種目での北京オリンピック(五輪)出場の可能性が消滅した。

藤沢は「向こうが上手だった。どのチームが勝っても、世界選手権や北京五輪で日本代表として良い結果が残せる。準決勝を戦うチームを応援したい」と話した。

連覇で北京五輪の代表権を得る松村千秋(中部電力)谷田康真(コンサドーレ)組は、接戦を制し、辛くもベスト4入り。ここまで唯一全勝の小穴桃里(富士急)青木豪(札幌国際大)組と準決勝で戦う。吉田夕、松村組は中部ブロックのチーム柳沢とベスト4で激突。28日に準決勝と決勝が行われる。