初めて実施された重量挙げ女子で、71キロ級の瀬川瑠奈(士別翔雲3年)がスナッチ91キロ、ジャーク112キロのトータル203キロで優勝した。高校総体と統合された、これまでの全国高校女子選手権で自身が持っていた大会記録を11キロ更新。2位にトータル46キロ差の圧勝に、瀬川は「結果を残せたことにはホッとした。200キロは超えたいと思っていたので良かった」と振り返った。
中川卓監督(48)は「全体的に安定していた。1本目を挙げるまではどうなるか不安だったが、2本目以降は安心して見ていた」と評価した。ただ、本人に満足感はなく、トータルの自己記録更新を目指した最後のジャーク115キロで失敗に終わり「重心がずれる悪いくせが最後に出てしまった」と反省も忘れなかった。
24年パリ、28年ロサンゼルズの五輪出場を最大の目標に掲げる17歳は「東京五輪を見て刺激を受けた。自分も憧れの五輪に1歩でも近づけるように頑張りたい」と話した。「まずは今日の反省を生かして、10月の国体に向けて調整していきたい」と次戦を見据えていた。【小林憲治】


