日本代表は甘くない…。
ラグビー日本代表宮崎合宿に参加中のフランカー・NO8福井翔大(22=埼玉パナソニックワイルドナイツ)が30日、初々しい心境を明かした。今回の合宿には将来代表に選出される可能性の高い人材「ナショナル・デベロップメント・スコッド」の一員として初参加。初日だった29日にはミーティングが行われたといい「ビッグネームというか、目標としていた人たちが、いざ目の前に現れて萎縮してしまっている。内臓が痛い感じがします。胃がキリキリしているやつです」と素直な心境を口にした。
自身は東福岡高2年で全国高校大会(花園)を制し、3年時には主将を務めた“世代の顔”。卒業後は大多数が進学する中で、トップリーグ(TL)入りを果たした。昨季はTL決勝のサントリー戦にも途中出場し、優勝に貢献。今回の代表合宿へ参加が決まってからは「キャラもあると思うんですが『ジャパン甘くないぞ』とずっと言われ続けて、励ましは、いっこもなかったです」と笑い、先輩にかわいがられる22歳だ。
代表の同じFW第3列はリーチ・マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)や姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)ら憧れる選手がおり、当分の間は緊張感が続く模様。それでも大学4年生の同期より一足先に、代表で活躍したい思いがある。高卒でプロを選択した判断を問われて、言い切った。
「順調…なのかな。分からないです。今回の(23年)W杯には出たいし、行きたいと思っているので『まだ何とも…』という感じですかね。とにかく100%で、当たり前なんですが、やれるところまでやり続けるというのを頑張りたい」
自他共に認める、愛されキャラの“調子乗り”。先輩との距離を詰めながら、代表で個性を出していく。【松本航】


