メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインで今季7勝目を挙げた。通算102勝。
ハミルトンはスタートで首位をキープし、予選2位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は予選での二重黄旗無視で5グリッド降格ペナルティーを受け7番グリッドに降格となったもののスタートで4位まで浮上し、4位には2位まで挽回。しかしハミルトンはフェルスタッペンを寄せ付けることなくタイヤをいたわりながらコントロール。独走で勝利をつかみ取りタイトル争いのポイント差を8点にまで縮めた。
「前でひとりぼっちの寂しいレースだったけど、今日はこのポイントが必要だったから勝てて良かった。2週連続の勝利でとても良い気分だ。クルマ、ピットストップ、全てが完璧だった。後方で何が起きていたのか、あとでリプレイを見るのが楽しみだよ」
フェルスタッペンは速さではメルセデスAMGに敵わなかったものの、最後にピットインしてソフトタイヤに履き替え、ファステストラップを記録して2位の18点に1点を加算した。
「スタートポジションで妥協を強いられたけど、幸運にも良いスタートを決めてすぐに2位まで挽回することができた。ファステストラップも取れたし、エキサイティングなレースだった。高速で走っていて楽しいサーキットだったよ」
高速でタイヤに厳しいサーキットゆえにタイヤのバーストが相次ぎ、メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスはパンクで後退した末にリタイア。セルジオ・ペレスも安全策で2回ピットストップ作戦に切り替えたため後退し、3位にはアルピーヌのフェルナンド・アロンソが入り2014年ハンガリーGP以来7年ぶりの表彰台を獲得した。
「7年ぶりで信じられないくらい素晴らしい、この瞬間をずっと待っていたよ。1ストップで走り切る予定だったけどタイヤがどのくらいタレるのか分からない中で素晴らしいかたちでレースを実行できた。最後はチェコ(セルジオ・ペレス)が迫ってきたけどなんとか守り切ってエステバン(・オコン)も5位で終えることができて本当に良かったよ」
アルファタウリ・ホンダ勢はピエール・ガスリーがフェルスタッペンとボッタスの降格を受けて2番グリッド、角田裕毅は8ばんグリッドからスタートしたものの2ストップ作戦がうまく行かず11位・13位に終わりまさかのノーポイント。ランキング5位を争うアルピーヌと対照的な結果で同点から25ポイント差へと拡大してしまった。(米家峰起通信員)


