ラグビー日本代表候補のSO田村優(33=横浜キヤノンイーグルス)が、厳しい言葉で自らを奮い立たせた。

15日は大分・別府合宿の第2クール4日目。W杯2大会連続出場中で、前回の19年大会は不動の司令塔を担った男は「ジェイミー(・ジョセフ・ヘッドコーチ)からも言われていますけれど、僕自身は(SOで)最下位だと思うので、頑張らないといけない。(チームに)いい選手がいるにこしたことはないと思うので、僕はチャレンジして、頑張っていかないといけないと思う」と言い切った。

春から夏にかけては2チームに分かれて活動し、田村は代表の宮崎合宿ではなく、代表候補の別府合宿に参加。活動最終盤の7月3日に代表へ合流し、世界ランク2位フランスとの第2戦で途中出場した。

現在は頭角を示す李承信(り・すんしん、21=コベルコ神戸スティーラーズ)や、山沢拓也(27=埼玉パナソニックワイルドナイツ)、中尾隼太(27=東芝ブレイブルーパス東京)と年下の3人がSOに名を連ねる。後輩へ質問することも多いといい「体に不調が出たり、モチベーションを保つのが厳しいと思えば、高いレベルでやるのは厳しい。今は動けますし、頑張ろうかなと思っています」と貪欲に成長を求めている。

10月はキャップ非公認ながら強敵となるオーストラリアAと3連戦。世界ランク4位ニュージーランドとのテストマッチを経て、11月に欧州遠征で同5位イングランド、同2位フランスと戦う。代表70キャップの実力者は「(合宿の練習で)体はきついですけれど、メンタル的にはフレッシュ。高いレベルでラグビーできる準備をしたい」と力強く意気込んだ。【松本航】