3年ぶり7度目出場の藤枝明誠(静岡)が、2013年以来9年ぶり3度目となる準々決勝に駒を進めた。
5年連続9度目出場の桜丘(愛知)に89-61。序盤こそ主導権を競り合ったが、第1クオーター(Q)後半からリードし、その後は加速を続けて最大30点差を守りきった。きょう27日の準々決勝では、昨年優勝の福岡大大濠(福岡)と対する。【倉橋徹也】
◇ ◇ ◇
藤枝明誠が、危なげなく8強入りを決めた。得点源の2年生エース・SF赤間賢人が両チーム最多34得点と大暴れ。将来を有望視される男が、相手守備を巧みにかわしてボールをリングに沈め、けん引した。25日の2回戦でも3点シュート3本をリングに沈めるなど19得点。しかし自投6本中、4本を外して反省した。桜丘戦では積極的にファウルを誘い、自投8本すべてを成功。「自分のやるべきことを頑張ろうと思った」。逆にこの日、放った3点シュート6本をすべて外し、再び修正を誓った。
その3点シュートを開始早々リングに沈めて試合の口火を切ったSG霜越洸太朗(3年)は、同2位の15得点で貢献。シュートだけでなくアシストとスチールを各3本決める活躍も見せた。チームが分析され、対策してきた相手に対して「自分たちのバスケができた」と胸を張り、「ひるむことなく臨めた」と振り返った。留学生ビッグマンは果敢に自陣ゴールを守った。208センチセンターのボヌ・ロードプリンス・チノンソ(1年)は37分間の出場で、初戦の「19」を上回る26リバウンド。そのうち守備で「23」を奪った。
次戦相手は、チームが「今大会のヤマ場」とみる福岡大大濠。4年連続42度の出場で、3度の優勝と7度の準優勝、5度の4強入りを果たした難敵だ。長身2メートル級2人のほか、190センチ台も5人を擁する超大型ぞろい。金本鷹(よう)監督(32)は身長差を認めつつ、「外角シュートが入ってくれればリズムをつくれるはず」と期待を込めた。組み合わせ決定後、この準々決勝突破を見据えてチームを強化。「『静岡のバスケ、ここにあり』を見せたい。勝ちます」と力を込めた。09年に準々決勝で対して惜敗(93-99)した難敵に雪辱を果たし、頂点をぐっと引き寄せるつもりだ。
◆テレビ放送 男子決勝は29日午後1時からテレビ朝日系で、女子決勝は28日正午からBS朝日でともに生放送


