バスケットボールB3リーグのベルテックス静岡が、今日25日から清水総合体育館でホーム2連戦(豊田合成スコーピオンズ)を迎える。

既に4月のプレーオフ(上位8チームのトーナメント戦)進出を決めているチームは現在、33勝5敗の首位。次節(3月4、5日)アウェーでの首位攻防戦(対岩手ビッグブルズ)を控え、地元で連勝して勢いをつけたいところだ。

今季加入のSG山田安斗夢(25)が復調の兆しを見せている。12日の金沢武士団戦(83○60)では、リーグ個人通算2500得点を記録。19日のヴィアティン三重戦(105○81)では、チーム最多の20得点6アシストを挙げて躍動した。「ドライブで積極的に攻め込む自分らしさが出せた」と振り返った。リーグ開幕当初は2桁得点を重ね「点取り屋」の存在感を示したが、昨年末からスランプに陥り、自身初の無得点試合も経験。コート外から試合を見守る中で「周囲と合わせることに集中しすぎて、自分を見失っていた」と分析。「点を取ることが自分の役割。積極性を持ち、自分ファーストの気持ちに切り替えたら、結果がついてきた」と明かした。

今月21日に25回目の誕生日を迎えた山田は、22日の練習後、チーム恒例の誕生日セレモニーで祝福を受けた。「フランクな先輩、仲間、スタッフに恵まれました。感謝です」と笑顔があふれた。

リーグ1位通過を目指すチームは現在7連勝中。プレーオフまで残り14試合に対して山田は「目の前の1戦1戦が大切。プレーオフ前こそ、しっかり勝ち切りたい。しっかり準備していく」と決意を示した。【山口昌久】

◆山田安斗夢(やまだ・あとむ)1998年(平10)2月21日、鹿児島県生まれ。鹿児島市立坂元中-鹿児島商高。高3時の15年、全国高校選抜優勝大会(現・全国高校選手権)に出場。16年にB3鹿児島入団。18-19年はB3東京サンレーヴス(現しながわ)でプレー。19-20年はB2広島でB1昇格に貢献。その後はB3岩手、B3山口、B3静岡と移籍。座右の銘は「敵は内なる我にあり」。180センチ、81キロ。血液型O。