世界ランキング3位と好調の日本男子が、念願の金メダルを獲得した。

21年の東京オリンピック(五輪)4位メンバーの松山恭助(JTB)敷根崇裕(ネクサス)に、鈴村健太(大垣ケーブルテレビ)飯村一輝(慶応大)を加えた編成で出場。ラウンド16でカナダを45-41、準々決勝で地元エジプトを45-30で下すと、準決勝もポーランドに45-33で快勝した。

決勝では世界ランク1位のイタリアを大接戦の末に45対43で倒し、頂点に立った。

男子フルーレのW杯団体戦優勝は11年1月のパリ大会以来12年ぶり5度目。当時の4人は淡路卓、太田雄貴、千田健太、三宅諒で翌12年のロンドン五輪で銀メダルをつかんだ。

今回もパリ五輪の前年。しかも現在の男子代表は昨年12月の東京大会で銀、今年1月のパリ大会で銅とW杯3大会連続のメダル獲得を果たしており、今春から始まる五輪選考レース、来夏の本大会に向けて頼もしい成績を残し続けている。

<男子コメント>

松山「優勝できたことはうれしい。コンスタントにベスト4に入れるようになったことがうれしいです。オリンピックレースも頑張ります」

敷根「うれしいです!! パリオリンピックを目指して、この調子で努力し続けます!」

飯村「この結果を糧にして、オリンピックレースも走り抜けます」

鈴村「素直に、とてもうれしい。4月からオリンピックレースになるため、しっかり戦って権利を勝ち取りたいと思います」

日本のフルーレ陣は女子も好調。東晟良(PEAKS)上野優佳(中央大)辻すみれ(大垣共立銀行)菊池小巻(セガサミーホールディングス)が今大会を世界ランク4位で迎え、銅メダルを手にした。

ラウンド16でオーストリアに45-23、準々決勝ではカナダに31-27と勝ち進んだ。準決勝で世界ランク1位のイタリアに26-45で敗れたものの、3位決定戦では同3位のフランスに31-対30で競り勝ち、先月以来2大会連続の3位で表彰台に乗った。

<女子コメント>

東「今回もフランスに勝ってメダルを獲得できてうれしかったです。次は金メダルを獲得できるよう頑張ります。応援ありがとうございました」

上野「ずっと一本勝負で負けていたので、最後の1本を勝てて良かったです。次は個人戦でメダルが取れるように頑張ります」

菊池「チームとして連続でメダルを取ることができて良かったです。いよいよ4月からオリンピックレースが始まりますので、個人でも団体でもメダルが獲得できるように頑張ります」

辻「久しぶりに団体戦に復帰でき、準決勝までは自分のフェンシングをすることができませんでしたが、3位決定戦でようやく自分らしい試合がすることができ、メダルを獲得できて良かったです」

【木下淳】