花園(旧近鉄)が“昇格初年度対決”で逆転負けし開幕10連敗を喫した。相模原(旧三菱重工)に29-38。後半18分のPGで一時は勝ち越しも、残り20分で2度のタックルミスがいずれもトライにつながり痛恨の敗戦。今季4勝目で6位に健闘する相模原に対し、花園はいまだ未勝利で最下位の12位に沈む。残り6戦。不名誉な記録のままシーズンを終わる可能性も出てきた。

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花園は見せ場は作った。ただ、勝ちきれない-。

CTBフィフィタを日本代表と同じWTBに配置転換し前半34分にキックパスから今季初トライ。9点差で折り返すと後半すぐにWTBノーラのトライに、ゴールも決まって2点差。同18分のPGでついに勝ち越し。残りは20分。ただここから集中力を切らし、敵陣で相手CTBにあっさり抜かれて失点すると、4分後にもタックルが高く連続トライを許し試合は決した。

水間ヘッドコーチは「個人のミスで簡単にトライを取られてしまったのが、まだ足りないところ」と指摘。フランカー野中主将は「自分たちで自分たちの首を絞めてしまった」と悔やんだ。新リーグ初年度の昨季、東葛(旧NEC)が戦ったリーグ戦は13戦全敗も、コロナ禍の不戦勝が含まれる記録上は2勝14敗(不戦勝2、不戦敗1)。花園はこのままでは不名誉な記録を残すシーズンになる。“1トライ1アシスト”のフィフィタは「いつ勝てるんだろう」とつぶやいた。