バレーボールVリーグ1部男子のファイナルが23日に東京・代々木第1体育館で行われる。

レギュラーラウンド(RR)首位のウルフドッグス名古屋と同2位のサントリーサンバーズが2季連続でファイナルの舞台で激突する。サントリーは3季連続10度目、名古屋は7季ぶり2度目の優勝を目指す。

RRの対戦成績は2勝2敗と互角。両チームは先週まで開催された、RR4強の総当たり準決勝リーグ「ファイナル4」を勝ち上がった。ファイナル4での対戦では、フルセットの激戦にもつれ込み、最後はデュースの末にサントリーが勝利を収めている。実力は拮抗(きっこう)しており、どちらが勝ってもおかしくない。ファイナルも名勝負になりそうだ。

両チーム共にリーグ屈指の破壊力を持つ。サントリーはムセルスキー、デアルマスら強力なスパイカー陣を擁し、アタック決定率リーグ1位の54・4%。対する名古屋も、主将を務めるクレクを中心とした攻撃陣は抜群で、アタック決定率リーグ3位の51・1%。伝田、王らのディフェンスも鉄壁でブロック決定本数1位を誇る。

元日本代表のアウトサイドヒッター福沢達哉氏は「タイプ的には同じタイプのチーム」と説明。「クレク、ムセルスキーの2人の得点力はありえない数字が出ている。だが、各選手がそこまで持って行くための練習が徹底されている。高度な戦いになる」と、緻密なプレーが勝利の鍵を握ると話した。

また、両外国人のキャプテンシーにも注目。「プレーだけでなくチームに対してのアクション。経験を全てささげようという献身性。それらが声掛けや振る舞いから見て取れる。トップ選手のマインドを見て学ぶ機会は少ないが、名古屋やサントリーの若い選手は吸収できている」と、両チームの強さの秘訣(ひけつ)を明かしていた。