来季B2降格が決まっている新潟アルビレックスBBは72-94で信州ブレイブウォリアーズに敗れ、全試合を終了した。

13勝47敗で中地区8位、全体24位で2季連続のリーグ最下位だった。試合後のあいさつでPG渋田怜音主将(24)は「B1残留はできなかったですが、皆さんの前でプレーできて本当に良かったと思っています」と観客に感謝を述べた。

一方で、新潟は来季に向けて“草刈り場”の様相を呈してきた。降格が決まった6日の敗戦後会見で東英樹強化本部長(56)は「他クラブからオファーが来ている選手もいる」と話した。外国籍選手を含め、若手主体。水面下で獲得打診も今後、多くなる。降格を機に移籍する選手が増える可能性もある。

現場を統括する東強化本部長は会見で「降格は私の責任」と言った。ただ、「責任の取り方は今後、クラブと話し合いたい」と進退は明言しなかった。平岡富士貴前監督(49)が辞任後に就任したコナー・ヘンリー監督(59)に東強化本部長は「監督が現場の責任者。(プレースタイルは)新しく来た方がデザインするもの」とした。一方、7日の最終戦後の会見でコナー監督は「どういうスタイルがいいのか、連携し、シーズン中はアイデアを共有しながら進めてきた」とフロントの影響を受けていたことを明らかにした。

ある選手は「誰が仕切って、何をしたいのか分からないままだった」と言った。結果を残せない中、責任の所在に選手は敏感だった。川上明社長(53)は「1年でB1に戻る」と宣言。「選手獲得の予算を減らすことはない」と前向きな姿勢を示した。その前段階で根本的な組織改革が必要になる。