プロバスケットボールB1レバンガ北海道の折茂武彦社長(52)と横田陽CEO(46)が10日、札幌市役所で秋元克広札幌市長(67)にシーズン終了報告を行った。

折茂社長は、前半戦の成績不振により、今季途中でチーム目標を「CS出場」から「B1残留」に切り替えた経緯や、来季に向かっての抱負を述べた。秋元市長は「コロナ前の状況か、もっとそれ以上に、ファンの皆さまに足を運んでいただける時期になる。そのためには勝っていただくことが1番」と、来季への期待を口にした。

また、折茂社長は秋元市長への報告後に、26年からの新B1リーグへの参入の見通しを報道陣に語った。リーグが新B1ライセンス発行の条件とする(1)平均観客動員4000人以上(2)年間12億円の収入(3)スイートルームやラウンジのある5000人以上の新設アリーナ、という3つの条件のうち、収入面だけは、今季到達見込みであることを明かした。

一方でホーム平均観客動員数は今季が3048人で、来季は1試合平均1000人程度の上積みが必要。新設アリーナについては「条件を満たさない限り、B1参入ができないことは現実に分かっている」(折茂社長)としながらも、「決定していることは何一つない」(同)とした。現在利用中の札幌・北海きたえーるの改修、条件を満たしたアリーナの新設も含め、初回審査の行われる来年10月まで、検討を続けていく。

「(ファンには)大変申し訳ないシーズンでしたが、選手はそうした状況でも最後まで全力で戦ってくれました。残留できたことで、またこのステージで戦えますし、チャンピオンシップに行くチャンスもあります。来季は皆さまの期待に応えられるチームを作り、結果を出します」と折茂社長。課題を1つずつクリアし、次のステップへ歩みを進める。【中島洋尚】