女子は今夏の高校総体3位の札幌山の手が、決勝リーグ3戦全勝で5年連続38回目の優勝を飾った。

両チームとも2勝で全国大会出場を決めた後の決勝リーグ最終戦。オール1年生の日本航空北海道との試合は、最大26点差をつけながら終盤に追い上げられ、7点差の辛勝だった。昨年の全国準優勝を経験したWエースの谷口憂花(ういか、3年)が37点、大山瑚南菜(こなな、同)が27点と要所で決めて逃げ切ったが、全国大会に向けて課題が残った。上島正光コーチ(80)は「パスもディフェンスもシュートも全部練習しないとダメ」と厳しい表情で話した。

今季開幕した全国8チームのトップリーグに参戦。週末に本州と北海道の往復をする回数が増え、1勝5敗の7位と苦戦中だ。それでも谷口は「(強豪の)桜花学園との試合では、(相手が無理に接触プレーをする)チャージングを4つ取れました。ディフェンスで自分たちから仕かけることができれば、強いチームとも互角に戦えるという自信になりました」という。

全国大会(12月23日~、東京体育館ほか)は、準優勝した翌年の大会だからこそ、自分たちに求めるハードルも高くなる。谷口は「優勝とか言うと、(上島)コーチに怒られますが、昨年(決勝で)大きな(センター)コートを経験して、『もう1回あそこに立ちたいな』という気持ちはあります」と話す。トップリーグ、そしてこの日と、苦しい試合を乗り越え、北の女王が再び、決勝の舞台を目指して歩みを進める。