【エスポー(フィンランド)=藤塚大輔】世界選手権2連覇中の坂本花織(23=シスメックス)が自身初の同一シーズングランプリ(GP)シリーズ2連勝に燃える。
17日のGPシリーズ第5戦フィンランド大会開幕を前に、前日の公式練習に参加。フリーの曲かけ練習では全7本のジャンプを着氷させた。3位以内に入れば、2戦上位6人によるファイナル(12月7~10日、中国・北京)進出が決定。「今年こそはイチ、イチ(2戦とも1位)で決めたい」と意気込んだ。
10月下旬の第2戦スケートカナダは今季世界最高の合計226・13点で制したが「今回はカナダは超えたい」とさらなる高みを目指す。その上で意識するのは演技構成点(PCS)。スケートカナダのSP(ショートプログラム)では3項目全てで8点台となり「9点台に乗らなかった」と課題も感じた。中野園子コーチからの「柔らかい動きの中に自分らしい迫力を見せないと」の助言も胸に、得点の上積みを狙う。
北京五輪で銅メダルをつかんだ直後の昨季はモチベーションの維持に苦慮。ファイナルでは5位にとどまった。ただ、今季はここまで心身ともに好調をキープ。「気持ちもすごい前向き。この調子のままいきたい」。明るい表情で、2季連続3度目のファイナル進出を誓った。


