ショートプログラム(SP)4位の渡辺倫果(21=TOKIOインカラミ/法大)はフリー1位の126・76点、合計191・21点で表彰台に上がった。
冒頭のトリプルアクセル(3回転半)は2回転半となり減点を受けたが、「全日本ぶりに締めたんですけど、自分の中で感覚として、ある程度質のいいものだったと思います」と表情は明るい。
今季から新トレーナーとともに向上させてきたジャンプ自体の出来には、「安定感を手に入れた」と手応え十分。「いま北海道旅行に行っております」と冗談を飛ばすほど跳び方に悩む2回転半を何とか踏ん張り、演技後には「セーフ」のポーズもみせた。「北海道でカニ食べてるって言ってました」と続ける口調も明るい。3回転半以降の6度のジャンプは全て加点を引き出した。
今月末には4大陸選手権(上海)も控える。この日も練習の負荷からくる筋肉痛を抱えながらの演技になったが、「筋肉痛も必要な筋肉痛なので。自分の体にむち打って、4大陸まで残り3週間、毎日筋肉痛になるぐらい頑張っていければいいかな」と今季の集大成の舞台を見定めた。


