フィギュアスケート女子の坂本花織(23=シスメックス)が今月下旬に北海道・苫小牧市のnepiaアイスアリーナで開かれる国民スポーツ大会冬季大会(28~31日)での好演を誓った。

18日、大会へ向けた会見にオンラインで登場。前回王者は「勝負事なので勝ってなんぼ」と言い切り、個人と兵庫県勢の2連覇を掲げた。

昨年末の全日本選手権を合計233・12点で優勝し、悲願の3連覇を達成。「久しぶりにお正月はゆっくり過ごして。1回リラックスしてから練習をスタートさせて、国体へ向けて練習をしています」と現状を明かした。

国民スポーツ大会(昨年までは国体)成年女子では過去3度の個人優勝を誇り、前回大会では同門の三原舞依(24=シスメックス)とともに兵庫県Vへ導いた。「個人競技なので他の大会は自分との戦いとなりますが、国民スポーツ大会は少年、成年で2人ずつで都道府県別なので、チーム一丸で頑張ろうという気持ちになるので、他の試合とは違うなと感じる。少年は成年を見て『こういう風にやっていくんだ』と勉強になる。成年は少年が見ているので、気持ちも引き締まる」と、この大会ならではの魅力を説明した。

さらに選手間だけでなく、開催地の子どもたちの前で演技を見せることにも意味があるという。「地元の小学生が見に来ることもある。フィギュアスケートを生で初めて見て面白いと思ってくれたら、スケート人口が増えるきっかけにもなる。スケートを良くしていけるように、少しでも力になったり、貢献できたりできれば」と力を込めた。

自身の役割を意識しつつ、大会では貪欲に勝利を追い求める。「国体だけど勝負は勝負。1つでも上の順位という感じで気持ちを高め合いながらやれれば」。3連覇が懸かる3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)へ弾みをつけるべく、新年初戦での好スタートを目指す。