この春始めても、五輪(オリンピック)に出られる? 

28年ロサンゼルス夏季五輪追加競技となったラクロスの国際試合「SEKAI CROSSE」が20日、神奈川・富士通スタジアム川崎で行われる。

日本の選抜チームが男子は米国のPLL(プレミア・ラクロス・リーグ)、女子も同国「Unleashed」のオールスターズと対戦。女子は日本勢が国際試合で初めて、五輪フォーマットとなる6人制で対戦する。

この日に都内で行われた記者会見に出席した、日本初のプロラクロス選手で大会代表の山田幸代氏(41)は「(五輪ルールは)ショットクロックが採用されていて、30秒以内にシュートを打たないといけない。日本は6人制に向いていると思う」とスピーディーな展開への順応を期待した。

今回の日本の選抜チームは23年世界選手権に出場した日本代表はもちろん、中学生もトライアルを受けにきたという。山田氏は「この春にラクロスを始める大学生にも、4年後の五輪のチャンスはあるか?」と問われ「あると思います」と即答。自身もラクロスに出合った京産大在学中に日本代表に選ばれており「スティック対スティックは、剣道をしてきた人がうまかったりする。ラクロスはいい意味で、日本代表とのギャップがあまりない。自分たちで扉を開いて、つかんでほしい」と願いを込めた。

5回目を迎える大会は100人を超える全国の大学生が実行委員として活動し、昨秋から準備を進めてきた。学生副代表を務める薮崎友那さん(20=東大)は「私が初めて(ラクロスに)触れたのは大学の新歓試合。スピードと迫力が合わさったスポーツで衝撃を覚えました。ラクロスは小学生から社会人まで楽しめ、北海道から九州・沖縄まで大学のチームがある。同期の選手たちも普段からYouTubeなどでPLLを見て、取り組んでいますが、そんな選手たちが川崎で日本の選抜と試合をする。大会当日に富士通スタジアム川崎が満員で埋め尽くされ、1プレー1プレーに歓声が沸き上がるように願っています」と大会成功への貢献を誓った。【松本航】