バレーボール男子日本代表の高橋藍(22=モンツァ)が1日、イタリアから関西国際空港に帰国した。

高橋は、移籍1季目にしてチームの準優勝に貢献。プレーオフ全14試合でチーム2位の212得点を挙げた。

28日(日本時間29日)のプレーオフ決勝第4戦をもって今季を終えて「(目標のプレーオフ進出を)はるかに超えて、ファイナルで戦うことができた。かなり自分自身がレベルアップできたシーズンになった」と自信を示した。

同じイタリアリーグでミラノに所属し、今季3位となった日本代表主将の石川祐希とは、帰国前にイタリア・モンツァでランチをした。

「結果については、お互いに『お疲れさま』と話して。日本代表に、まずはいい形で合流できるようにという話をしました」

この後は代表に合流し、今夏のパリ五輪を見据えて準備を進めていく構え。

「今までは自分は若手でサポートしていただいている立場というか、軸になりきれていないのかなというところがあった」とこれまでの代表での立ち位置を振り返った。その上で「まずは日本代表で軸になれる選手になることが目標ですし、その中でチームを勝たせられる存在になっていかなきゃいけない」と引き締めた。【竹本穂乃加】