ハンドボール男子日本代表「彗星(すいせい)ジャパン」が22日、新体制初陣で黒星を喫した。

東京・国立代々木競技場でフランスリーグ10連覇のパリ・サンジェルマンとの国際親善試合に臨み、31-37で敗れた。

1次リーグ5戦全敗だったパリ五輪を経て、スペイン出身のトニー・ジローナ新監督(51)が就任。28年ロサンゼルス五輪への強化と育成に力を注ぐ方針で、大体大4年の荒瀬廉(21)が4得点など気を吐いた。荒瀬は「スピードで(イメージ通りに)いけても、片手で守られるところがあった。ちょっとでも近づくと“殺しにくる”ような感じ。フィジカルの強化が必要。スピードを落とさないようにしながら、もっといい選手になっていきたい」と世界レベルの教訓を得た。

25年1月に世界選手権が予定されており、同監督は就任会見で出場32チームのうち上位15~20チームを目指す青写真を描いていた。貴重な実戦を経て「特に若手にとっていい経験。日本の立ち位置、何を改善すればいいのか、ヒントにつながった。世界選手権までに若手のレベルを見たい」と今後のプランを明かした。【松本航】