バレーボールのイタリア1部リーグ・セリエAの第11節が行われ、パリオリンピック(五輪)で日本代表主将を務めた石川祐希(28)が所属するペルージャが、無傷の開幕11連勝を飾り、単独首位で前半戦を折り返した。

ホームで5位のピアチェンツァと対戦。3-2(25-19、25-23、22-25、17-25、15-9)のフルセットで強敵を退けた。

石川はベンチスタートとなったが、チームは幸先良く2セットを先取した。しかし、第3セット(S)以降は一転して相手のペース。石川が途中出場でサービスエースを決めるなど活躍を見せたものの、主導権を奪い返すことはできず、セットカウント2-2と追いつかれた。

迎えた最終第5S。このセットも先手を許す苦しい立ち上がりとなったが、石川の一打が流れを変えた。3-4から難しいハイセットを打ち切り、同点に。一進一退の攻防に持ち込むと、8-8の場面でウクライナ代表のオレフ・プロツニスキーがサービスエースを決めて勝ち越しに成功した。さらに12-9の場面で石川が強烈なバックアタックを決めて突き放すと、続けてブロックを決めてマッチポイントを奪取。最後は味方のクイック攻撃が決まり、2時間18分の熱戦に終止符を打った。

石川は途中出場ながら12得点をマーク。アタック決定率は56%だった。チームは連勝記録を「11」まで伸ばした。先月から始まったヨーロッパ各国のトップチームが集う欧州CEVチャンピオンズリーグでも3連勝を飾るなど破竹の勢いを続けており、まさに向かうところ敵無し。石川は途中出場が主ながら、要所での活躍で存在感を発揮している。

次戦は15日(同16日)、敵地で4位のベローナと対戦する。