【ソウル=藤塚大輔】2連覇がかかる千葉百音(19=木下アカデミー)は最終21番滑走で登場し、71・20点で2位発進となった。

「ラストダンス」のアップテンポな曲調に乗り切って、3度のジャンプを着氷。わずかに回転不足はあったが、最後まで勢いよく滑り切り、フィニッシュポーズでは白い歯がこぼれた。

「過去一、緊張したショートでした!」。演技後に、声を大きくした。直前に滑ったキム・チェヨンは地元韓国の選手。大歓声の中で演技の準備を進めたが、思い返していたのは24年の世界選手権。「同じように前が現地の選手で。自分で自覚しないうちに緊張して、気づいたら終わっていた」。反省を生かさねばいけない場面だった。「ずっと頭の中で強い自分が緊張に流されないようにするので精いっぱいっていう感じ」としながらも、踏ん張った。

19日の公式練習後には「連覇も懸かってるっていうのは、自分の心の奥底では意識してはいるんですけど」としながら、「今回強い選手もそろっていて、なかなか厳しい戦いになると思う。まずは自分の足もとをしっかり見て、やるべきことをひとつずつしっかり決めることだけに集中していきたいです」と心掛けていた。

23日に女子フリーが待つ。「明日1日あるので、しっかり今日ショート悔しかったところ、良かったところを消化して、フリーに向けてまたエネルギーをためる」と見据えた。

日本勢は樋口新葉(ノエビア)が65・10点で7位、松生理乃(中京大)は55・07点で13位だった。

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