19日に閉幕したフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会(アンジェ)で、最後の海外GPで女子2位だった坂本花織(25=シスメックス)21日、羽田空港に帰国し、残る現役ラストシーズンへ決意を新たにした。

同大会は今季自己最高の合計224・23点をマークも「2位は悔しいので、次の試合へまた一段と気合が入った」と、闘志に火を付けた一戦だった。8歳年下の中井亜美(17=TOKIOインカラミ)が227・08点でGPデビュー戦優勝、住吉りをん(22=オリエンタルバイオ/明治大)も自己ベストを更新する216・06点で銅メダルと、日本勢で表彰台を独占。初戦からハイレベルな争いとなった。「220点超えても、2位って激戦すぎて(笑い)。そこで戦えている自分がいるんだっていうのも、若干ホッとした部分はあった」と、率直な思いを語った。

一方で、成長の余地も十分に感じている。今回は、ステップシークエンスやスピンでレベルの取りこぼしがあった。「自分が完璧で負けていたら『まずいな』って思っていたかも。でも、まだ伸び代があるので、まだ頑張れそう。こういう悔しい思いをしたくないので、今回失敗したところを徹底的に練習していく」と、固く誓った。

五輪代表切符は3枚。次戦の第4戦NHK杯(11月7~9日、大阪)は、選考に大きく影響するシリーズ2戦上位6人によるファイナル(12月、名古屋)進出が懸かる。「しっかり結果を出して自信を持って最終選考(12月の全日本選手権)に挑んで、自分が思い描いた結果になるように頑張りたい」と見通していた。【勝部晃多】