「ボンバーヘッド」の娘が、120年ぶりのオリンピック(五輪)への第1歩を刻んだ。日本ラクロス協会は3日、東京で開催される女子世界選手権(7月24日開幕)の代表22人を発表。サッカー元日本代表DF中沢佑二氏(48)の長女こころ(24)、次女ねがい(22=米ノースカロライナ大)らが選ばれた。ラクロスは2028年ロサンゼルスオリンピック(五輪)の追加競技。1908年ロンドン大会以来、120年ぶりの五輪復帰となる。

中沢姉妹は米国の大学に留学して競技力を高めているだけに、世界選手権を五輪へのステップにすることが期待されている。

父の中沢氏は、00年のシドニー五輪、06、10年ワールドカップ(W杯)に出場するなど、日本代表として通算110試合に出場。ヘディングの強さと特徴的なヘアスタイルから「ボンバーヘッド」の愛称で親しまれた。なお世界選手権は10人制で、ロサンゼルス五輪は6人制での実施となる。

◆ラクロス 北米の先住民に親しまれ、17世紀に欧州からの入植者が取り入れて競技として発展。先端にネットが付いた「クロス」と呼ばれるスティックで球を操り、ゴールを狙って得点を競う。1904年セントルイス、08年ロンドン両五輪で実施。2028年五輪と同じ6人制で争った昨年のワールドゲームズで、日本男子は銅メダルを獲得した。