ミラノ・コルティナ五輪に女子日本代表として出場した前年覇者のフォルティウスがグランディールに9-5で勝利し、13日のプレーオフ(PO)進出を決めた。1次リーグの成績を持ち越し、通算2勝3敗で、2次リーグ6チームのうち上位4チームに入った。2勝3敗で3チームが並んだが、ドローショットチャレンジ(DSC)の結果、3位で通過した。


2次予選リーグ


チーム10
フォルティウス
グランディール


第1エンド

フォルティウスは不利な先攻でスタートする。前日11日のSC軽井沢ク戦では控えに回った小野寺がサードで復帰する。グランディール6投目がハウス(円)中心付近にとどまりナンバー1。フォルティウスは吉村の1投目で相手のナンバー1をはじき出し、自らがとどまるが、相手7投目で外へ出される。吉村の最終投はドローショットでナンバー1を確保。ナンバー2も持つ。相手の最終投はナンバー1をはじき出した。失点を1点にとどめる。


第2エンド

フォルティウスは後攻に転じる。ハウス(円)手前にガードストーンを置き、その裏側に置くショットを続ける。小野寺の2投目は石と石の間を通って円中心付近に運ぶショット。グランディール7投目は同じコースに投げ、ナンバー1が入れ替わる。吉村の1投目は開いてナンバー2に当たりながら自らが円中心付近を狙うも、強く当たってとどまらなかった。吉村の最終投は手前の相手の石に当たり、ナンバー1を奪えず。1点スチールを許す。


第3エンド

引き続き後攻のフォルティウス。グランディールは4投目で距離が伸びてハウス(円)外に出るミスが出る。小野寺の1投目で縦に並ぶ自チームの2個の石の裏側にナンバー1の位置に石を置く。相手は6投目でフォルティウスのそのナンバー1の石にぴったりとくっつけて自らがナンバー1になる。吉村の1投目はドローショットでナンバー1を確保。中心付近は空いている状況。相手の最終投でその石をはじかれる。吉村の最終投はドローで1点を獲得する。



第4エンド

先攻のフォルティウスはセンターラインにガードストーンを置く。小野寺の2投目はハウス(円)中心付近の相手の石をはじき出すショット。吉村の1投目は相手の石に当たりながら自らが円中心付近に残る。ナンバー1、2を持つ。吉村は最終投でセンターラインにガードストーンを置き、相手が攻められるコースを狭める。グランディールの最終投はガードストーンをかわしながら円中心付近を狙うも距離が伸びず、フォルティウスが2点スチールに成功し、逆転する

日本カーリング選手権大会 横浜2026 女子2次リーグ フォルティウス対グランディール 第4エンド、笑顔を見せる、左からフォルティウスの小谷優奈、小野寺佳歩、小林未奈、吉村紗也香(撮影・小島史椰)
日本カーリング選手権大会 横浜2026 女子2次リーグ フォルティウス対グランディール 第4エンド、笑顔を見せる、左からフォルティウスの小谷優奈、小野寺佳歩、小林未奈、吉村紗也香(撮影・小島史椰)

第5エンド

フォルティウスは先攻で前半ラストエンドを迎える。リードは1点。ハウス(円)内に2個の石を横に並べ、相手に一気にはじき出されない配置にする。グランディールは1個ずつはじき出す。小野寺のは2投とも円内にとどまる相手の石を外へはじき出す。吉村の最終投前、相手の石が1個円内にある状況で、その石をはじき出して自らの石1個を円内に残す。相手の最終投はその石をはじき出した上で自らも外に出て、両チームブランクエンドを選択する。3-2で前半を折り返す。

日本カーリング選手権大会 横浜2026 女子2次リーグ フォルティウス対グランディール 第5エンド、ストーンを投じ指示を出すフォルティウスの吉村紗也香(撮影・小島史椰)
日本カーリング選手権大会 横浜2026 女子2次リーグ フォルティウス対グランディール 第5エンド、ストーンを投じ指示を出すフォルティウスの吉村紗也香(撮影・小島史椰)

ハーフタイム

控えに回った近江谷もまじり、集まって円になって座る。吉村紗也香はゼリー状の飲料で栄養を補給する。手持ち型扇風機を顔に当てて涼む場面もあった。つまようじ状のスティックを持ってフルーツをつまむメンバーもいた。


第6エンド

フォルティウスは後半最初のエンドを先攻で迎える。センターラインにガードストーンを置き、その裏側のハウス(円)内に石を置く。吉村の最終投前でナンバー1を持ち、ナンバー2がグランディール。吉村はガードストーンを置き、ナンバー1を守る。相手は最終投のドローショットが伸びすぎてナンバー1にならず、フォルティウスが1点スチールに成功する。

日本カーリング選手権大会 横浜2026 女子2次リーグ フォルティウス対グランディール 第6エンド、ストーンを投じるフォルティウスの小林未奈(撮影・小島史椰)
日本カーリング選手権大会 横浜2026 女子2次リーグ フォルティウス対グランディール 第6エンド、ストーンを投じるフォルティウスの小林未奈(撮影・小島史椰)

第7エンド

2点リードのフォルティウスは先攻。グランディール残り2投の時点でフォルティウスの石が2個ハウス(円)内にある状況。相手はナフォルティウスのナンバー1をはじき出し、自らが円中心付近に残る。吉村の最終投は相手のナンバー1をはじき出し、自チームの石2個を円内に残す。中心は空いている。相手の最終投はドローショットでナンバー1を確保。失点を1にとどめる。


第8エンド

フォルティウスは1点リードで後攻。両チーム4投ずつ投げ終え、センターライン付近に両チームの石が縦に並ぶ展開となる。吉村の投石前でナンバー1、2をグランディールが持つ。吉村は1投目でダブルテークアウトで相手の石2個を円外へはじき出す。相手は最終投でナンバー1、2を確保。吉村が最終投で相手のナンバー1、2をはじき出し、3得点のビッグエンドを作る。


第9エンド

4点リードで先攻のフォルティウスは終盤エンドに入る。吉村の1投目でハウス(円)中心付近のグランディールのナンバー1をはじき出す。吉村の最終投は狙いどおりに石に当たらず、相手のナンバー1を円中心付近に押し出す。相手は最終投でドローショットを決めた。2点を献上した。


第10エンド

フォルティウスは2点リードの後攻。小谷の2投目は石に当たらずにスルーとなる。グランディールは残り3投の前にタイムアウトを取る。フォルティウスも残り3投の前にタイムアウトでショットを相談する。ナンバー1、2を持つ状況。相手の最終投は狙いどおりに決まらず、ナンバー1が奪えないことから吉村の最終投前にコンシードで勝利が決まった。9-5で退けた。

日本カーリング選手権大会 横浜2026 女子2次リーグ フォルティウス対グランディール 第10エンド、笑顔でタッチを交わすフォルティウスの吉村紗也香(撮影・小島史椰)=2026年6月12日
日本カーリング選手権大会 横浜2026 女子2次リーグ フォルティウス対グランディール 第10エンド、笑顔でタッチを交わすフォルティウスの吉村紗也香(撮影・小島史椰)=2026年6月12日