日本人女性初のフォーミュラEドライバーの夢を持つJuju(本名=野田樹潤、20)が、雨の中をデモランした。

ナイトレース前の午後6時過ぎにコースインすると、東京ビッグサイト(東京・江東区)を囲むように設けられた公道を含むサーキット(2・575キロ)を3周した。「雨と夜のライトがあいまって幻想的できれいだった。自分にライトが当たって主人公になったような特別感があってうれしかった」と目を細めた。

デモランとはいえ、東京開催3年目で初めて日本人ドライバーとしてコースを走った。「自分の生まれた東京でフォーミュラEでしか感じられない景色を見られてすごく特別でした。雨でストレートを全開では走れませんでしたが、楽しく走らせていただいた。思っていた以上にバンピーでテクニカルなコースで、コーナーもタイトだった」。スタンドの観客に手を振って、振り返してもらったという。

トップチームのジャガーTCSでテストドライバーとアンバサダーを務めている。フォーミュラEのマシンには、昨年10月と今年3月に公式テストで乗っていた。レースでは、今回初めてチームに帯同している。「刺激を受けるし勉強になる。あらためて出たい、ここ東京でレギュラードライバーとして参戦したい気持ちが強くなりました」。夢を夢のまま終わらせる気はない。