AP通信は坂本怜(20=IMG)が、同じ日本の英雄で、間もなく引退する錦織圭(36=ユニクロ)を破って出場権を得たと報じた。
2014年に錦織が全米オープンで決勝に進出した時、坂本は8歳。「私は彼(錦織)のプレーを見て育ち、彼は私の人生すべてのアイドルでした」という坂本は、錦織がアジア人男子としてオープン化後、初めてグランドスラムの決勝に進出した時のことを覚えている。
「だから彼の引退はとても残念です」という坂本は、ふだんの大会ではあえて最後までの組み合わせを見ないようにするが、今回だけは思わぬ形で知ることになった。母から「決勝に進んで錦織さんと対戦できるといいね」とメールが来たという。
19本ものサービスエースを奪って勝利した坂本は、試合後に審判が錦織の功績をたたえる肖像画を贈った際、掲げるのを手伝った。「日本で多くの人がテニスをするのは彼のおかげ。彼はスーパースターで、日本のテニスに大きな影響を与えたと思います」と錦織の偉大さをあらためて強調した坂本。
そんな坂本について「負けてうれしいわけじゃないけど、怜のことはうれしいよ。彼は次の日本のトッププレーヤーだ」と話した錦織。今後は9月30日からの木下グループジャパンオープンに出場する。


