ラグビー日本代表(世界ランク12位)が9トライの大勝も課題を残した。格下カナダ(同24位)を57-12で破り、テストマッチ5戦ぶりの勝利を挙げた。2トライのフッカー原田衛(27=BL東京)を筆頭にFW陣が8トライと奮闘。スクラム、モールの接点で圧倒したが、27年10月開幕のW杯オーストラリア大会を見据える選手からは反省の言葉が並んだ。12日にパシフィック・ネーションズカップ準決勝の米国戦に臨む。

  ◇  ◇  ◇

プロップ稲場とCTB広瀬が初トライを決めた。稲葉は「鳥肌が立つような感覚」の中で後半8分から代表初出場で、同37分に自ら持ち込んでトライ。「周りが取らせてくれたトライ」。エディーHCから「急激に頭角を現した」と評価された24歳は「いいスクラムをどんどん出して、他のプロップとの違いを見せていけたら」と意気込んだ。広瀬は前半27分、WTBブルアの突破をサポートしてパスを受け、そのまま走り込んで初トライを決めた。