愛知・名古屋アジア大会第1日は19日、名古屋市東SCなどで行われ、サッカーと卓球の要素が融合した新競技のテックボールで、混合ダブルスの早稲昭範(日本協会)坂本唯那(CLUB ORTUS)組が準決勝でイラクペアを2-1で下して20日の決勝に進み、銀メダル以上を確定させた。

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逆転勝ちで決勝進出を決めると、2人は強く手を握って喜んだ。

卓球とサッカーを組み合わせたような新競技、テックボールの混合ダブルス準決勝。坂本と早稲のペアはイラクのペアを破って、メダルを確定させた。左膝にたまっていた血と水を抜いて大一番に臨んだ41歳の早稲は「メダルを取れるか、取れないかが(日本の)テックボールの未来に関わってくると思っていた。本当に最高の気分」と感情をあらわにした。

硬さもあって第1セットを落としたが「自分たちを信じよう」と、互いに切り替えた。第2セットを奪い、立ち見が出るほどの観客席からは「日本」コールが響く。声援に後押しされた2人の連係はスムーズになり、最終第3セットをものにした。この大会に集中するため、昨年仕事を辞めた坂本は「人生で味わったことのない高揚感だった」と余韻に浸った。

20日の決勝は格上のタイペアが相手。初代王者の座をつかむべく、早稲は「ジャイアントキリング(番狂わせ)を起こしたい」と力を込めた。

∇早稲昭範の話 最後まで冷静に対処することができたからこそ(決勝進出の)結果が生まれた。声援の後押しもあるから、落ち着いてプレーすれば大丈夫と思っていた。