ラグビーのトップリーグ2部に相当するトップチャレンジリーグの近鉄が21日、東大阪市内で全体練習を行った。

ファーストステージ(1次リーグ)を7戦全勝の1位で通過し、25日から1~4位を決めるセカンドステージ(2次リーグ)を3試合。その順位でトップリーグ入れ替え戦(12月23日)の相手が決まる。

1次リーグ首位の近鉄は、11月25日の2次リーグ初戦で同4位の栗田工業と対戦(長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場)。右太もも裏の肉離れだった元日本代表ロックのトンプソン・ルーク(37)も練習に合流しており「23日の入れ替え戦が大事だが、まずは1試合、1試合に集中しないといけない。いい雰囲気で練習できている」と笑顔を見せた。

女子15人制日本代表を指揮した経験を持ち、就任1年目の有水剛志ヘッドコーチ(45)は「チームを固めていくというよりは、ここからもう1つ大きくなろうとしている」とキッパリ。相手陣へ入る方法の充実などを課題としながら、約1カ月後の大舞台へ進んでいく。