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  インタビュー<日曜日のヒロイン>
 過去のインタビューは、日刊スポーツ紙面(東京本社発行分)でもご覧になれます。
 ご希望の方は→紙面バックナンバー申し込み
 なお、WEB上では、紙面より1週間遅れでの公開となります。
第454回    戸田恵子  
2005.03.06付紙面より

戸田恵子
写真=真剣な眼差しで演技について語る戸田恵子
(撮影・鹿野芳博)

アンパンマン17年 誰もが聞いている声

 舞台、ドラマ、映画に活躍する女優戸田恵子(47)。一方で、声優としてアンパンマンからジュリア・ロバーツまで、何十色もの声を演じ分ける声のスペシャリストでもある。16歳で歌手デビューしたが、ヒットに恵まれず、20歳で入った劇団で生活費を稼ぐために声優を始めた。アンパンマンも今年で18年目に入り「巡り合えた幸せを感じています」と“天職”になっている。


調子わかる第一声

 話を聞いたのは午後10時すぎ。5時間を超えるショーのけいこを終えたばかりだった。疲れているはずだが、「お待たせしました」と入ってきた戸田の声には凛(りん)として張りがあった。154センチの小柄な体はパワー満タンのように見えた。

 「気力はある方だと思います。長くこの世界にいて、厳しく鍛えられてきましたから。シンの強さみたいなものがあるのかもしれませんね」。

 女優として活躍しているが、子供の間では声の知名度の方が圧倒的に高い。アニメ「それいけ!アンパンマン」のアンパンマンの声を、88年のスタートから17年間務めてきた。それ以前にも「ゲゲゲの鬼太郎」の3代目鬼太郎、「機動戦士ガンダム」のマチルダ、「キャッツ・アイ」の瞳など、アニメ作品は何十本にもなるが、とりわけ「アンパンマン」は大事にしている作品だ。

 「アンパンマンは大きな出会いでした。幼児対象のアニメは初めてで、依頼がきたときは意外でした。それまではもうちょっと上の子を対象にしたアニメで、気の強いキャラクターが多かったですから」。

 やなせたかしさんが生んだ、心優しいキャラクター。♪アンパンマンは君さ、のフレーズは子供たちだけでなく、親の世代にもおなじみだ。

 「最高のアニメだと思ってます。アンパンマンはパワーダウンするのが分かっていて、自分の顔をちぎって、おなかのすいた子に食べさせてあげる。自己犠牲ですよね。へなへなになるところもみせ、格好の悪いところもあるヒーローとして描かれています。人のために何かをしたり、助けたり、尽すことは簡単ではないということも教えられたらと思います」。

 収録は毎週月曜日の午前10時から午後3時まで。アンパンマンの戸田をはじめ、カレーパンマン、バイキンマンの声がそろう。この17年間で休んだのは2度だけ。高熱のためだった。

 「毎週同じ役をやっているので、第一声の調子で自分のコンディションが分かるんです。健康のバロメーターになってますね。大変だけど、こんな作品と巡り合った運に感謝し、幸せだなと思います。アンパンマンのファンだった子も少し大きくなると離れていくけれど、また新しい子供がファンになってくれる。子供なら誰もが通っていくアニメになっていますから」。


歌挫折も舞台活路

 スタートは子役だった。母親の勧めで、小学5年の時に地元名古屋のNHK児童劇団に入り「中学生日記」に出演した。2年先輩に竹下景子がいた。歌も好きで「ちびっこのど自慢」の東海地区チャンピオンになり、地元局のスカウト番組に出演したところをスカウトされた。74年に上京し、「あゆ朱美(あけみ)」の芸名で歌手デビューした。16歳のときだった。

 「山口百恵さんみたいになれると本気で思っていました。成功するって。でも、それまで高かった鼻が見事にへし折られました」。

 同期デビューにテレサ・テン、林寛子らがいた。バラドルとしてバラエティー番組に出たり、新沼謙治らと東北を中心に地方公演に回ったりした。しかし「ギターをひいてよ」など演歌ばかり4曲を出したが、ヒットしなかった。

 「タレントとしては仕事はあったけれど、結果が伴わないことへの不安があった。これからどうしたら、いいんだろうと。いったんはこの世界をやめるつもりでした」。

 そんな戸田を救ったのが舞台だった。ある番組で知り合った演出家・声優の野沢那智に誘われ、78年、野沢が主宰する劇団薔薇座に入団。一研究生として女優の道を歩み始めたが、頭角を現すのに時間はかからなかった。ミュージカル「踊れ艦隊のレディたち」「スイートチャリティ」に主演し、注目を集めた。


生活のためが発端

 「舞台を見に行って新鮮だった。それまでいたところは、華やかだけど虚飾の世界で、早くから理不尽なことや挫折を味わってきたから、舞台は実のある世界に映った。体全身をさらして、実力をそのままに評価してくれる。事務所の力関係なんか関係なく、正直に見てもらえる場所だった。みんなと一緒に衣装を縫ったり、カナヅチで装置をつくったりするのも初めての経験で、面白かった」。

 紀伊国屋演劇賞を受賞するなど、舞台での評価は高まったが、テレビに縁のない状態が続いた。97年、久しぶりにドラマ出演した。脚本家三谷幸喜さんが、連続ドラマ「総理と呼ばないで」に秘書役で起用したのだ。翌98年の「ショムニ」では、財テクのエキスパートOL役でブレークした。

 「テレビドラマに出ている人は別世界の人と思っていました。一生ドラマとの出会いはないと。でも、舞台で私のファンだった三谷さんが呼んでくれたんです。やってみると、楽しくて、最初はミーハー状態でしたね」。

 三谷作品の常連となり、NHK大河「新選組!」、舞台「オケピ!」、戸田のために書き下ろした一人芝居「なにわバタフライ」に出演。映画「ラヂオの時間」(97年)で日本アカデミー賞助演女優賞も獲得した。女優としての地位を確立した今も、声優の仕事をやめる気はない。もともと劇団時代に生活のため、野沢に勧められて始めたが、天職になっている。


大山のぶ代越えへ

 「最初は声優ってどういう仕事? という感じでしたが、難しかった。自分本位ではできないですから。とにかく、画面なり、尺に合わせないといけない。いいさじ加減で声をのせていくのがプロの仕事です」。

 洋画の吹き替えでは、「風と共に去りぬ」のビビアン・リーをはじめ、ジョディ・フォスター、ニコール・キッドマン、ジュリア・ロバーツ、シガニー・ウィーバーなど、数多くのハリウッドスターになった。

 「今日は〇〇をやるからという風な意識はしません。私がやるわけだから、すべて同じ声にしかならない。ただ、作品によって、同じ女優でも違って感じるとしたら、声が違うのではなく、芝居や役のキャラクターに合わせて、私がギアチェンジするからだと思います。好きな女優? 自分がやる女優にはみんな愛着があります。でも、例えばジュリア・ロバーツでも『エンリ・ブロコビッチ』の点数は高いけれど『プリティ・ウーマン』は低いということはありますね」。

 節目、節目で、誰かが戸田を導いた。この世界へのきっかけをつくった母親、歌手にスカウトしたプロデューサー、舞台・声優の道を開いてくれた野沢、アンパンマンに起用したスタッフ、テレビに引っ張り出した三谷さんら。多くの人の手によって、今の戸田がいる。

 「ここまで続けられたのも、人との出会いがあったから。せっかくの出会いを楽しまなくてどうする、という感じかな。人との輪が広がっていくのがうれしい。これからも思わぬ縁の出会いがあって、もっともっと仕事も楽しくなるだろうなと思います」。

 大山のぶ代は放送25年を機に「ドラえもん」を今月で降板するが、18年目に入った戸田・アンパンマンは記録更新を目指す。


さらっとマルチ 意見もハッキリ

 ライブで共演する小堺一機(49)  ツーと言えばカーと、打てば響いてくれる人ですね。マルチタレントとか言うけれど、戸田さんは芝居はもちろん、歌も歌えるし、笑いもできる、シリアスなものからコメディーまでやれる本当のマルチタレントだと思います。しかも、さりげなく、さらっとやってしまうところがすごい。すごくはっきりと意見を言ってくれるし、とても付き合いやすい人ですね。


 ◆アンパンマン  73年にやなせたかしさんが「アンパンマン」の絵本を発表。88年に日本テレビでアニメ放送開始。第1回はパンづくりの名人ジャムおじさんが、パンを焼いているかまどに流れ星が落ち、パンに命の星が宿り、アンパンマンが誕生する


 ◆戸田恵子(とだ・けいこ)  本名井上恵子。1957年(昭和32年)9月12日、愛知県生まれ。昨年はNHK「新選組!」のほか「愛情イッポン」「ちゅらさん3」「忠臣蔵」「メンB」などに出演。映画も「クイール」「NIN NIN 忍者ハットリくん」がある。特技は詩吟、茶道、華道、名古屋弁。血液型O。夫は90年に結婚した俳優井上純一(46)。子供はいない。今月、小堺一機と2人でライブ「ライブマン★コミック君」(11〜17日、東京・品川プリンスホテル)を行う。


(取材・林尚之)

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