汐留に街頭テレビ「力道山」復活!
戦後日本の人々に勇気を与えた街頭テレビのプロレス中継が16日から3日間、東京・汐留で復活する。韓国映画「力道山」(ソン・ヘソン監督、3月4日公開)が宣伝イベントとして実施するものだが、当時のようにテレビの前に黒山の人だかりができそうだ。
力道山は、いわばテレビ普及の起爆剤だった。日本で初めて本格的なプロレスの国際試合が中継されたのは、54年2月の力道山・木村政彦VSシャープ兄弟のタッグマッチだった。全国53カ所に設置されたテレビに映し出される試合に人々は大興奮し、特に東京・新橋駅前は約2万人で埋まった。これでプロレス人気が爆発し、日本にテレビという新しい娯楽を根付かせた。力道山の試合を見るためにテレビを購入する家庭が相次いだのはよく知られている。
今回の街頭テレビは、汐留の日本テレビタワー地下2階ゼロスタ下広場で開催される。放送は1日1試合ずつの計3試合。どれも力道山の名勝負で、16日は63年のザ・デストロイヤー戦、17日は62年のフレッド・ブラッシー戦、18日が57年のルー・テーズ戦だ。当時の街頭テレビの雰囲気を出すため、あえて大画面ではなく、レトロ風のテレビを設置する。
初日は力道山の二男でプロレスラー百田光雄と秋山準のトークショーも。秋山は映画にも出演しているので、裏話なども聞けそうだ。16、17日は午後6時半、18日は午後2時開始。
[2006/2/13/08:09 紙面から]
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